銀座眼科の感染症の事件は記憶に新しいですね。
30日に被害を受けた患者50人が総額約1億3300万円の損害賠償を求める訴えを起こしたそうです。
レーシックの手術件数はこの数年急速に増えて、クリニックも薄利多売で競争する時代になってしまいました。
日本眼科学会では手術費用を片方の目につき20万~30万円としています。
要するに両目で10万円というのはかなり無理をした料金設定なのです。
ただ、安いから危ないという単純な話ではないので、
受ける側もある程度の知識を持って、チェックポイントを知っていたほうがよいでしょう。
以下は安心LASIKネットワークによるレーシック手術前のチェック事項です。
参考にしてください。
● レーシック手術前のチェック事項
(「安心LASIKネットワーク」のホームページから抜粋)
(1)視能訓練士ら眼科検査スタッフによる十分な検査を受けて、その後、眼科専門医による診察も受け、検査内容と結果について、医師からきちんと説明を受けたか
(2)高度近視や角膜の厚さが薄い人の場合、レーシック以外の術式を選択肢として検討したか
(3)術前検査とカウンセリングに十分な時間をかけたか。治療について十分理解できたか
(4)年齢や手術の目的などを考慮した目標視力の設定を医師と十分に話し合う時間を持ったか
(5)手術の合併症やデメリットに対する説明を受けたか
(6)初めての適応検査後、手術までに一定の日を空けているか
(7)手術後、短期のみならず長期にわたる定期検査を行う予定があるか
(8)執刀医を把握できる診察だったか。担当医師、執刀医は眼科専門医か
(9)不安に思うことをきちんと質問できたか。医師はそれに十分説明してくれたか
(10)術後に問題があった場合、最後まできちんと治療することが期待できる施設か