2009年5月の記事一覧

だいたいこどもというのは、そわそわと落ち着かず、いつもは集中力もなく飽きやすい生き物ですが・・・。


目が悪いとひとことで言ってもその状態はさまざまで、
性格や態度、学習能力などにもさまざまな影響が出ます。

落ち着かないこどもは遠視

たとえば、
落ち着きのないこども遠視であることが多いといわれます。


これは当然で、遠視の人は近くを見るのが不得意。
長い時間近くを見るのは苦痛で集中力も欠けてしまいます。

本を長時間読む、勉強を長時間続けるのはしんどいでしょう。


遠視ではなくても、焦点調節能力が低いのかもしれません。

見たいところに焦点を合わせるのが遅い人は
見ること自体にストレスがかかりますから、同じく集中力が低下します。

目がいろいろなことに影響を及ぼす一例です。
(「脳を刺激すれば視力はすぐ戻る/中川和宏」より)

ビジョンフィットネスセンターの中川氏がこう言っています。

視力の低下したこどもたちを指導すると、数ヶ月後には視力が回復するだけでなく、学校の成績がいっしょに大幅にアップするんです。と。

アイデアが前よりどんどん浮かぶようになった、と感じた人もいます。


脳を活性化することで視力を回復する方針をとれば、
視力以外の能力にも良い影響が出るのは当然ともいえますね。


通常は目がピントを合わせる能力ばかりが注目されますが、
そのあとの脳の調節能力(多少ピントがぼけていても補正するちから)についてはあまり知られていないようです。

メガネをかけている人は少しずつ視力が下がっていくことが多いです。

これは脳の働きと関係があります。

視力の悪い人の脳も同じように「しっかり見よう」としています。
がんばって調節機能を働かせようとしています。

それなのにメガネをかけてしまうと見えてしまう。。。

見ようと努力しなくても見えると脳はだんだんさぼるようになります。

脳が見ることをさぼると、また視力も少し下がる。

これのくりかえしが起こるわけです。

ビジョンフィットネスセンター中川先生がこんなことを言っています。

「メガネはかけるものではなく、
持ち歩くもの!」

メガネは必要なときにかけるものであると認識してみる。

すると生活習慣が少し変わります。

朝起きてすぐメガネをかけるのをやめる。
電車に乗っているときはメガネを外してみる。

ほとんどのひとは不要な時間にもメガネをかけっぱなしです。

いちど、自分の日常を振り返ってメガネを外しても支障がないのはどんなときかを考えてみてください。
けっこうたくさんあるはずです。


もうひとつ。
メガネを持ち歩くものと考えれば、
メガネケースが手元に必要になるはずです。

あなたのメガネケースはいまどこにありますか?

このページの上部へ