レーシックの人気は2000年を過ぎてからから高まりました。
最初はスポーツ選手がレーシックで視力を大幅にアップし、試合やトーナメントで結果を出した、
ということが広告的にも効果があったということです。
スポーツ選手は「今、成績を叩き出すことができれば、老後は目がどうなってもいい!」
というくらいのスピリットで戦いますから、視力回復へのチャレンジ精神も熱いんですね。
われわれ一般人が「老後は目はどうなってもいい」と言えるかというと、なかなか言えません。
くわしい人ほどレーシックの長期予後は誰も保証してくれないから、
スポーツ選手ほどの必要性がないなら、やめておけば・・・・?」
といいます。
(逆から言えば保守派ですが)
お医者さんのサイト「神経質礼賛」より一部引用します。
https://shinkeishitsu.cocolog-suruga.com/blog/
以前から医師のサイトではレーシック手術の是非が話題になっている。 短時間の日帰り手術で眼鏡やコンタクトが不要になるメリットは大変大きい。
しかし、問題点もある。
フラップを作ることで角膜中心部の神経が切断されるためにドライアイになることがある。
手術を受けたことで角膜の機械的強度が低下して、外傷時に眼球破裂を起こすリスクが高まるという点も指摘されている。
また、角膜を削りすぎてしまった場合、もはや補正は困難である。
そして何といっても、長期予後がまだ不明であり、10年先、20年先になって、問題が起らないという保証はない。
そうしたデメリットを考えると慎重な神経質人間はすぐには飛びつかないと思う。