2009年7月の記事一覧

銀座眼科の感染症の事件は記憶に新しいですね。
30日に被害を受けた患者50人が総額約1億3300万円の損害賠償を求める訴えを起こしたそうです。


レーシックの手術件数はこの数年急速に増えて、クリニックも薄利多売で競争する時代になってしまいました。

日本眼科学会では手術費用を片方の目につき20万~30万円としています。

要するに両目で10万円というのはかなり無理をした料金設定なのです。

ただ、安いから危ないという単純な話ではないので、
受ける側もある程度の知識を持って、チェックポイントを知っていたほうがよいでしょう。

以下は安心LASIKネットワークによるレーシック手術前のチェック事項です。

参考にしてください。

● レーシック手術前のチェック事項 
(「安心LASIKネットワーク」のホームページから抜粋)

 (1)視能訓練士ら眼科検査スタッフによる十分な検査を受けて、その後、眼科専門医による診察も受け、検査内容と結果について、医師からきちんと説明を受けたか

 (2)高度近視や角膜の厚さが薄い人の場合、レーシック以外の術式を選択肢として検討したか

 (3)術前検査とカウンセリングに十分な時間をかけたか。治療について十分理解できたか

 (4)年齢や手術の目的などを考慮した目標視力の設定を医師と十分に話し合う時間を持ったか

 (5)手術の合併症やデメリットに対する説明を受けたか

 (6)初めての適応検査後、手術までに一定の日を空けているか

 (7)手術後、短期のみならず長期にわたる定期検査を行う予定があるか

 (8)執刀医を把握できる診察だったか。担当医師、執刀医は眼科専門医か

 (9)不安に思うことをきちんと質問できたか。医師はそれに十分説明してくれたか

 (10)術後に問題があった場合、最後まできちんと治療することが期待できる施設か

世の中の常識はけっこう変化するものです。


食後に歯磨きをするのが当たり前だったのが、
食後に歯を磨くと虫歯になりやすくなってしまうと発表されたりします。


テレビゲームで目が悪くなる
ということはほとんどの人の常識となっていますが、
新しい研究では視力が向上すると発表されました。


シューティングゲームなどのアクションゲームに限ります。
アクション系以外での実験では変化はなかったそうです。

以下、yahoo!ニュースより

アメリカ、ロチェスター大学のダフネ・バヴェリア氏が主導した研究では、定期的にアクションゲームを行って目を鍛錬すれば、長期にわたって視力を維持できるという結論が導き出された。

新しい研究は、視力矯正治療の一環としてテレビゲームが使用される可能性を示唆している。
視力矯正の現在の主流は、手術か視力補正用レンズである。
「眼科手術を受けたことがあるか、視力補正用レンズを使っているのであれば、アクションゲームをプレーすることで視覚系の回復が早まるだけでなく、回復レベルも向上するはず」とバヴェリア氏は解説する。

(中略)

敵を見つけて銃の狙いを定めるという瞬時の動作が、視力を高めるトレーニングになっているのではないかと同氏は考えている。
また、アクションゲームでよく見られる予測不能でスピードの速い場面転換も理由として考えられるという。
プレイヤーは画面に映る景色全体に絶えず目を配り、光学データを瞬時に分析しなければならないからだ。

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