あのころの自分のメガネやコンタクトレンズの要らない生活に戻りたいなあ。
昔は視力はいったん悪くなったら、二度と回復しないというのが常識でした。
でも、年々進化する
視力回復方法。
レーシック・
イントラレーシックなどの手術も身近で低価格になっていますし、
昔からある
トレーニングによる
視力アップもシステマティックになり、
効果が出ることが多くなりました。
当サイトではそれぞれの視力回復法の利点、欠点、どんな人、どんな状況の人に向いているかなどを解説し、選択の参考にしていただこうと思います。
わたしは
トレーニング推奨派です。
2000年くらいから大流行となった
レーシック手術の30年後の
長期予後は誰にもわからないですし、その人気も以前に比べて落ち着きを見せています。
(わたしの親族や知人も大勢レーシックを受けていますし、この先も大きな問題は起こらないとは思いますが、
万が一大変な事態になるよりは
視力回復トレーニングで地道にやっていくほうがましかなあと思います。
レーシックで視力が
2.0になってもやがて
老眼はやってきます。)
パソコンはどう考えても体に良いものではありませんね。
1日中パソコンの前に座るしごとを繰り返していると、知らず知らずのうちに体も精神も「眼に見えないダメージ」を受けているのです。
だからといって、メールやパソコンソフトに触らずにしごとをするのは不可能・・・。
パソコンを活用しながらも、大切な身心の健康を守る「ダメージコントロール」が必要不可欠になるのです。
こんな状況では「眼をいかに疲れさせないか」が重要なポイントです。
● 良質な液晶ディスプレイにはこだわる。
ディスプレイ選びは大切です。
ノートパソコンの小さな画面ばかりではとても目が疲れます。
できるだけデスクトップパソコンの大きな画面を使いたいものです。
最近の液晶ディスプレイは、眼に優しいということをよく考えて作られています。
でも、同じ液晶でも画像品質にはかなり違いがありますので、解像度が高く、チラツキの無いモニターを選ぶべきでしょう。
その小さな差が眼のダメージをかなり抑えます。
どんなにモニターが良くなっても100%改善はされることはありえません。
また、パソコンに慣れた人は特にドライアイになりやすいといわれます。
それは、キーボード操作に慣れていない人は手元とモニターを目が行ったり来たりしなければならないのに対し、
慣れた人はブラインドタッチになるので、目がモニターを見つめたままになり、
目の運動量が極端に減り、目が乾きやすくなるという理由からです。
ドライアイを避けるちょっとした方法があります。
パソコンのモニターの近くに家族やペットの写真を飾っておくこと。
趣味の写真でもいいし、観葉植物でも、フィギュアでもいいです。
ふと、目が行くようなものを置いておくと、
目の動きはかなり変わります。
パソコン作業の多いかたは試してみてください。
よく広告などで、ブルーベリーは視力回復に効く!
と言われてきました。
さすがにいまはだいぶん減ってきましたが。
まず薬事法違反ですね。
最近のブルーベリー商品の表現を見ると
目にやさしい
目の疲れをいたわる
目が生きいき
眼精疲労から回復のお手伝い
目の健康をアシスト
などとだいぶんソフトになっています。
視力回復のためにブルーベリーやブルーベリーサプリを口にしている方は
考え方を修正してくださいね。
田中先生のレポートにもありますが、
「アントシアニン不足で低下した視力ならブルーベリーを採ることで回復できるかも」
という程度だそうです。
コンタクトレンズは便利なものですが、どうしても慣れてくると扱いがテキトウになってしまうものです。
処方どおりにコンタクトを使っているひとは意外に少ないのではないでしょうか。
定期検査をまったく受けなかったり。(特にトラブルもないのに検査に行くのはめんどくさいですからね)
本当は年3〜4回は眼科で検査すべきなのです。
決められた期間よりも長く装着したり。(どうしても費用をケチろうとしますからね。使えるのに捨てるのはもったいないですし)
つけたまま寝てしまったり。
汚れたレンズをつけ続けると、酸素がうまく取り入れられなくなったり、角膜が炎症を起こしてしまう可能性もあります。
ドライアイならコンタクトが眼に傷をつける確率も高くなります。
もう何度もいわれてわかっていることでしょうが、基本的なことは守っていかなければなりません。
眼のトラブルは自覚症状のないものも多いですので。
目はからだの一部で、どんどん新しい血が流れ込んでいるからこそ機能するものです。
だから血流が滞っていたり、ドロドロの血では目自体は悪くなくても、調子が悪くなるのです。
たとえば最近は若い方にも増えている緑内障。眼圧が高くなって眼球の後ろの視神経が圧迫され、視野が狭くなったり、欠けたりする病気ですが、眼球内に満たされている「房水」の流れが悪くなると起こりやすくなります。
ドロドロ血液の人は緑内障になりやすいといわれています。
血流を良くすることは目にも良いのです。
そのためにはやはり誰でも知っているようなことを習慣づけること。
たとえば、
● 緑黄色野菜を多く摂る。
● 運動をする。
● 禁煙。
● カフェイン・アルコールはほどほどに。
● ストレスを溜め込まない工夫をする。
● 睡眠時間を十分に。
● 甘いもの・脂っこいものはほどほどに。
というようなことなのです。
耳にタコができるくらいいままでに何度も聞いたようなことがらですね。
目の下にクマがある人は損なイメージを他人に与えてしまいます。
病気みたいだし、暗い人に見えますね。
ただ、ひとことでクマといっても、種類があって、色合いが違ってきます。
もちろん原因も違います。
茶色のクマはメラニン色素が増えたことによるクマ。
紫外線を浴びすぎたことが原因です。
もっと徹底した紫外線対策が必要です。
UVカットの眼鏡は持っていますか?
サングラスではTPOが限られますので、紫外線をガードするダテメガネを利用すべきです。
青いクマは血行不良によるクマ。
目のまわりが冷えているのですから、温めればよいのです。
散髪屋さんや美容院で渡されるような温かいタオルを目のうえに乗せて、血行を良くしてあげれば改善してきます。
ゴシゴシとマッサージするのは避けましょう。
目のまわりの皮膚は弱いですから、毛細血管を傷つけてあざのようになることがあります。
返ってクマが目立つようになります。
黒いクマは陰影によるもの。
目の下の皮膚がたるんでくると黒く見え始めます。
年齢に合った化粧品に変えていくなど、お肌のケアを重視していきましょう。
最近の化粧品はちゃんと40代向きとか50代向きなど、年齢にビタッと合わせて開発されていますから、選びやすいですね。
中にはサントリーエファージュのように60代、70代の女性に向けた化粧品もあります。
軸性近視は普通の近視とは違うものです。
軸性近視は遺伝的要素が大きく、眼球自体が大きかったり、奥行きがありすぎたりして、網膜でのピントが合いにくいという近視です。
眼球が大きいということは網膜が普通の人よりひっぱられている状態ですので、網膜剥離の危険性が少し高いです。
軸性近視は当サイトでおすすめしているようなトレーニングによる視力回復は難しいといわれています。
軸性近視とわかったら、よくお医者さんと相談して、対策をしていくことです。
たとえば、レーシック手術で視力を回復する際に、自分の網膜はだいじょうぶかどうか?といった事柄を尋ねる必要があります。
あなたの眼がどのぐらい疲れているのか、眼精疲労度をチェックしてみましょう!
最近やたらと眼が疲れる・・・
新聞の文字が見ずらい、
パソコンばっかり使っているから眼が充血している・・・
そんなことはありませんか?
下の9つの質問に当てはまるものをチェックしてください
- パッと視線の先を変えると、視界がぼやけてくる。
- 目がよく乾き、目薬を常備している。
- パソコンの画面を見ると、充血する事がある。
- 目が重く感じる事があり、頭痛を頻繁におこす。
- 本を読んだり、勉強をしてると、肩がこる。
- 車やバイクを運転していて、危ないと感じる瞬間がよくある。
- 口の中がよく乾き、ネバネバしていて水分の補給を頻繁に必要とする。
- 大きな風船を膨らますと、頭がクラクラする。
- 首を寝違える事がある。
4つから6つに当てはまったら、やや眼精疲労が進んでいると言えます。
7つ以上当てはまると、眼精疲労だけでなく、
体になんらかの疲労が進行しているので、
病院でみてもらうことをおすすめします。
老眼って年寄りクサイ響きでいやですね。
老いという字がつくわりにはほとんどの人が40代くらいから老眼を感じはじめます。
ご存知のとおり老眼は遠くは見えるが近くは見えないという症状が出ます。
老眼は、若いといっても文字通りの老化現象で、水晶体や、眼球のまわりの筋肉が衰え、弾力を失うことが原因です。
近いものを見たくても目の機能が硬くなっていて、見たいものに焦点を合わせづらくなります。
視力が落ちてメガネをかけはじめたときと同様に、一度老眼になると「老眼は老化現象だから、メガネをかけないとダメだ」と思ってしまい、老眼鏡に頼る日々がスタートしてしまいます。
でも、老眼鏡をすればするほどさらに悪化していく、という現象も同時に起こります。
老眼鏡を使い始めると水晶体や目の筋肉はなまけ始め、だんだん使われなくなっていきます。老化現象に加え、裸眼での使用が少なくなると、とたんに視力低下が早まることも。
老眼鏡は必要なときにだけ。
慣れになってしまわないよう緊張感を持って生活していきましょう。
レーシックの人気は2000年を過ぎてからから高まりました。
最初はスポーツ選手がレーシックで視力を大幅にアップし、試合やトーナメントで結果を出した、
ということが広告的にも効果があったということです。
スポーツ選手は「今、成績を叩き出すことができれば、老後は目がどうなってもいい!」
というくらいのスピリットで戦いますから、視力回復へのチャレンジ精神も熱いんですね。
われわれ一般人が「老後は目はどうなってもいい」と言えるかというと、なかなか言えません。
くわしい人ほどレーシックの長期予後は誰も保証してくれないから、
スポーツ選手ほどの必要性がないなら、やめておけば・・・・?」
といいます。
(逆から言えば保守派ですが)
お医者さんのサイト「神経質礼賛」より一部引用します。
https://shinkeishitsu.cocolog-suruga.com/blog/
以前から医師のサイトではレーシック手術の是非が話題になっている。
短時間の日帰り手術で眼鏡やコンタクトが不要になるメリットは大変大きい。
しかし、問題点もある。
フラップを作ることで角膜中心部の神経が切断されるためにドライアイになることがある。
手術を受けたことで角膜の機械的強度が低下して、外傷時に眼球破裂を起こすリスクが高まるという点も指摘されている。
また、角膜を削りすぎてしまった場合、もはや補正は困難である。
そして何といっても、長期予後がまだ不明であり、10年先、20年先になって、問題が起らないという保証はない。
そうしたデメリットを考えると慎重な神経質人間はすぐには飛びつかないと思う。
東京ウォーカーより目に負担をかけない7つの習慣を紹介。
1. パソコンの画面と目の距離を50cm~70cmに保ち、視線がやや下向きになる位置にモニターを置く。
2 . 1時間ごとに10分程度の休憩をとって目を休ませる。
3. 目の乾きを感じたら、10回ほど強くまばたきをするか、目薬を1~2滴さす。
4. 目薬・洗眼液は使いすぎないように注意する。
5. こまめに水を飲む(体内の細胞に水を貯えることで、目の乾燥を予防する)。
6. デスクワーク用の眼鏡やコンタクトは、度数が強過ぎないものにする。
7. コンタクトレンズは酸素透過性の高いものを使い、目が痛い時や充血した時は外す。
「目が疲れてものが見えにくくなると眉間にシワを寄せたり、目を細めたりしがちです。これは顔の印象を悪くするだけでなく、目を余計に疲れさせるため、視力低下を招く恐れがあります」
と話すのは、西葛西井上眼科クリニックの勝海先生。
「疲れ目」は、目の緊張状態が続いたことによる一時的な疲れで、大抵は休息や睡眠をとることで回復しますが、ケアせずに目を酷使すると「目の不快感」や「すぐに目が疲れる」など、日常生活に支障をきたすことがあるようです。
パソコンを酷使している人は適度な休憩と"まばたき"を忘れずに!
正しい「瞳ケア」で"見た目年齢"を上げないように頑張りましょう!